技名
エメラルドフロウジョン
[Emerald Flowsion]
【えめらるどふろうじょん】
分類 ダメージ部位
■投げ
●正面
解説

三沢光晴の、ボディスラムのように抱え上げて、
サイドに頭から垂直に落とす必殺技。
相手の正面から仕掛ける。

相手の右肩の上に自分の左手を乗せ、
相手の股下に自分の右手を差し入れ、
そのまま相手の体が逆さまになるように抱え上げる。
ボディスラムのように)

自分の左手を相手の首の後ろに添えて相手の体重を支え、
自分の右腕を相手の腰回りに回して、
そのまま右サイドに相手の頭から、マットに突き刺すように叩きつける。

その際、自分の右足を左方向に振り、
自分は体の右側面からマットに着地する感じになる。

基本的には垂直に落とす技なのだが、
相手の技量に応じて角度を調節することもできる。
三沢光晴のここ一番でのフィニッシュホールド。
ただしタイガードライバー'91タイガースープレックス'85に比べると、
使用頻度は高く、大一番前の試合でも前フリとして出すことも多い。

初公開は1998年1月26日、全日本・大阪府立体育館大会において。
三冠ヘビー級選手権試合で、挑戦者の秋山準をこの技で退けて防衛を果たした。
この初公開時には、上記の形ではなく、
抱え上げて持ち替え、更に持ち替えて叩きつける、
原型のエメラルドフロウジョンだった。

2001年4月15日、NOAH・有明コロシアム大会での、
初代GHCヘビー級王者決定戦、対高山義廣戦において、
この技でフォールを奪い、初代GHCヘビー級王者に輝いた。

2002年1月4日、新日本・東京ドーム大会でのGHCヘビー級選手権試合、
(挑戦者)永田裕志 vs 秋山準(王者)において、
秋山準がこの技を永田に見舞った。
この試合前、三沢光晴が秋山に「新日本にメッセ―ジを伝えてこい」と言った。
それを秋山なりに解釈し、出した答えがこの技だった。
当時、ファンの間では「安直すぎる」との非難の声も飛んだ。
ただしこの試合後のインタビューでは、秋山自身、
「あれをどういう風に受け取ってもらってもかまわない」と語っている。

2004年01月10日、NOAH・日本武道館大会でのGHCタッグ選手権試合、
(挑戦者)小川良成 & 三沢光晴 vs 棚橋弘至 & 永田裕志(選手権者)
においては、ワンツーエルボーからのこの技で、
三沢が棚橋からピンフォール勝ちを収め、ベルトを新日本から取り返した。

その後、ブレーンバスターの体勢から持ち替える、
改良バージョンを開発。

“エメラルド”は、三沢のイメージカラーのエメラルドグリーンから。
“フロウジョン”は「流れ」という意味。
主な使い手 同一技
三沢光晴 -

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