技名
STF(蝶野)
【えすてぃーえふ(ちょうの)】
分類 ダメージ部位
■複合関節
●仰向け寝 or うつ伏せ寝
顔・足首
解説

うつ伏せの相手の片足を自分の両足で挟んで極め、
更にフェイスロックを極める。
ステップオーバートーホールドとフェイスロックの複合。
うつ伏せの相手にの足側に立って仕掛ける。

相手の左膝裏に自分の右足の太腿あたりを押し付けて、
相手の左足を折り曲げて、
自分の左足の太腿あたりを相手の左足首の表に押し付けて、
相手の左足を折り曲げた状態で固定する。
これでステップオーバートーホールドが完成。
自分の右足を支点に、相手の足首が反対側に折り曲げられ、
足首を痛めつける効果がある。

その状態で自ら相手の上半身の方に体を伸ばし、
相手の顔の右側から自分の右腕を伸ばし、
相手の右頬の辺りに自分の右手首辺りを押し付けて、
そのまま後方に反り上げる。
フェイスロックの形。相手の顔を左側を向いた状態になる。

試合の流れや相手によっては、
フェイスロックを極める部分を微妙に変えることも。
・こめかみ ・頬骨 ・口元(呼吸を封じる) など。

仰向けの相手に仕掛けるコトも多い。
相手の左足を自分の右脇下に差し込んで持ち上げ、
左に回転させて相手の体をうつ伏せにしつつ仕掛ける。
日本での第一人者は蝶野正洋。
海外遠征から帰国する前の1989年10月、
米ノーフォークのルーテーズ道場において、
ルー・テーズから授けられた。
テーズのSTFに感銘を受けた蝶野がその場で伝授を願った。

凱旋当時は見た目的にも地味であるところから、
フィニッシュホールドしてのインパクトに欠けた部分も多かった。
が、幾多の強豪をこの技で撃破していったことにより、
必殺技として昇華。完全に定着した。

第1回G1クライマックスの開幕戦、長州力戦において、
この技でギブアップを奪った。(その後優勝)
当時としては番狂わせとも言われる勝利で、
このころからこの技が必殺技として認知されることになった。

“STF”は「ステップオーバー・トーホールド・ウィズ・フェイスロック」の略。
ワールドプロレスリング実況の辻よしなり氏が、
実況中にこの正式名称を何度も叫んだことにより、
一般のファンにも広く知られるコトとなった。

応用技としてはクロス式STF裏STFなど。
主な使い手 同一技
蝶野正洋 ステップ・オーバー・トーホールド・ウィズ・フェイスロック

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