技名
ボーアンドアロー
[Bow and Arrow]
【ぼーあんどあろー】
分類 ダメージ部位
■絞め
●うつ伏せ寝
解説

自分の両足を支点にしてのグラウンドでのバックブリーカー。
うつ伏せに寝ている相手に仕掛ける。

1.
うつ伏せに寝ている相手の左横に立ち、
相手の左足を折り曲げ、相手の右膝裏につける。
さらに相手の右足を折り曲げ、相手の両足をクロスした状態にする。
その状態の相手の右足首を自分の右手で掴み、
相手のアゴを自分の左手で掴む。

自分の両脛を相手の腰に押し付け、
そのまま自ら仰向けになって相手の体を自分の両脛の上に乗せ、
そこを支点に自分の両手で真下に力を加え、
相手の体を弓なりに反らせて相手の腰を痛めつける。

2.
うつ伏せに寝ている相手の左横に立ち、
相手の左足を折り曲げ、相手の右膝裏につける。
輪上になった相手の両足の間に自分の右足を入れて立ち、
さらに相手の右足を折り曲げる。

その状態の相手の右足首を自分の右手で掴み、
相手のアゴを自分の左手で掴み、
自分の左脛を相手の腰に押し付け、
そのまま自ら仰向けになって相手の体を自分の両脛の上に乗せ、
そこを支点に相手のアゴを掴んでいる自分の左手を真下に力を加え、
相手の体を弓なりに反らせて相手の腰を痛めつける。

リバースインディアンデスロックから移行する時の形。
和名は弓矢固め

古くから使われている技であり、
ストロングスタイルを象徴するような技でもある。
(使い手は藤波辰巳、西村修、井上亘など)

“ボー”は弓、“アロー”は矢のコト。 仕掛けられている相手の様を弓、
仕掛けている自分の様を矢にそれぞれ見立てている。

アントニオ猪木の得意技としても有名。

1949年11月1日、札幌中島スポーツセンターでの、
NWF認定世界へビー級選手権試合 60分3本勝負
(挑戦者)アーニー・ラッド vs アントニオ猪木(王者)
において、この技でギブアップを奪い、防衛に成功した。

また、1979年10月5日 韓国・奨忠体育館での、
格闘技世界一決定戦
ウイリエム・ルスカ vs アントニオ猪木
においてもこの技でギブアップを奪い勝利している。

通常の入り方だけではなく、
リバースインディアンデスロックからの連携で使用することもあった。

小川直也のトライアングルサブミッションは、
アントニオ猪木のこの技からヒントを得て開発したらしい。
主な使い手 同一技
アントニオ猪木 弓矢固め

戻る サイトトップへ
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送