技名
ムルシエラゴ
[Murcielago]
【むるしえらご】
分類 ダメージ部位
■絞め
●正面 or 背面 		首
解説
YOSSINOのロープを挟んでの空中首４の字固め。
ロープのすぐ前でリング内を向いて、
立っている相手の正面から仕掛ける。

相手の両肩の上に相手の頭を挟むように飛び乗り、
相手の両肩の上で反転して、（同じ方向を向く）
自分の左足を折り曲げて相手の首に巻き付け、
自分の左足首を自分の右膝の裏に密着させてロックする。
（相手の頭上での首４の字固めの体勢）

そのままロープの後ろ側に倒れ、
相手の体をロープにもたれかかせるように相手の首にぶら下がり、
サードロープの下から、相手の両足を自分の両手で取って、
サードロープを支点に折り曲げる。

場外を向いている自分の体と、
リング内を向いている自分の体でロープを挟みこんで、
宙に浮いている状態になる。

トップロープが支点となって、自分の左足で相手の首を絞めつけ、
両足も取られるため、脱出は非常に困難。
無論、ロープエスケープ範囲内のため、
この技でギブアップを奪うことは不可能。

この技を外す時は、
自分の両手を離してエプロン上に逆立ち状態になり、
首のロックも離してそのまま後方の場外に着地する。

入り方も何パターンかある。

・串刺し攻撃を仕掛けてくる相手に飛び乗って
・リング外を向いている相手に飛び乗って相手ごと反転
など。

変わった使い方としては、
コンドッティ修司の体をロープ代わりに使って、
ぶら下がってこの技を極める。
コンドッティ修司は二人の体重を支えることになり、
パワーのほどが伺える。
“ムルシエラゴ”とは、スペイン語で「こうもり」の意。
自分が逆さまにぶらさがる様をコウモリに見立てて名付けられた。

しばらくはこの名称で使用していたが、
その後「コウモリ」という名称に変更された。
ロス・カーロス・エクソティコスの
ムルシエラゴと名前がカブるので混同を避けるためと、
覚えやすくするために改名された。
主な使い手 同一技
YOSSINO コウモリ
コルミージョ
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