技名
ドラゴンスクリュー
[Dragon Screw]
【どらごんすくりゅー】
分類 ダメージ部位
■痛め
●正面
解説

藤波辰巳考案の足を回転させての痛め投げ技。
正面を向いて立っている相手に仕掛ける。

相手の右足首を自分の左脇下に
挟み込むように取って持ち上げ、
相手を片足立ちの状態にさせる。

自分の右腕を、相手の右足の内側から巻き込むように絡め、
自らも左に回転して、相手の右膝に衝撃を与える。

相手の右足をロックした状態であり、
相手は片足立ちの状態になるので、
必然的に足を捻られる。

武藤敬司のようにスピードで巻き込み、
相手の体を高速で回転させることもあれば、
(リリースが早い)
藤波辰巳のようにギリギリまで相手の足を離さずに、
完全に巻き込むように投げる場合もある。
(リリースが遅い)

渡辺智子のドラゴンスクリューは独特で、
相手の足を回転する際に、
自分も一緒に相手の足に巻きつくように回転する。
その回転力は目を見張るものがある。

足関節を極めるための布石としても多く使われるが、
蹴り中心の選手のそれを封じる手段としても使われる。
ミドルキックフロントキックをキャッチしての
ドラゴンスクリューなどが一般的な例。

変形の仕掛け方として、
背負い式ドラゴンスクリュー
挟み込み式ドラゴンスクリューがある。
藤波辰巳がカール・ゴッチの元で修行していた時に修得。
はじめは足を痛める技というよりも、
テイクダウンを奪うための技としての色が濃かった。

1995年10月9日、東京ドームでのIWGP選手権試合において、
武藤敬司がこの技で高田延彦の靭帯を破壊し、
足四の字固めで勝利を収める。
この頃からドラゴンスクリューが脚光を浴び、
ドラゴンスクリュー→足四の字固め
という連携が武藤の必勝パターンにもなった。

“ドラゴン”は藤波辰巳の名前から由来。
主な使い手 同一技
藤波辰爾
武藤敬司
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